転職活動のための貯金、いくら貯めるべき?

転職活動をする際に、仕事を続けたままで次の転職先を探す場合と、仕事を辞めてから転職先を探す場合と人によって様々だと思います。しかし、どちらの場合でも気になるのが転職活動中の費用がどれくらいかかるのか、という部分ですよね。特に、仕事を辞めてから転職先を探すと言う方は、その間の収入はないということになるので、ことさら気にかかるところです。

家賃や光熱費といった部分のお金はもちろん、生活を続ける上でかかってきてしまいます。しかし、これらの要素は人によって金額もまちまちなので、今は省きます。まず、転職活動にかかる経費だけに焦点を絞って見ていきましょう。転職活動で一番大きな部分を占める経費と言うのは「面接へ行くための交通費」です。面接先に行く際に、電車に乗ったり、タクシーに乗ったり。さらに、都市部から離れている場所で暮らしている人は、就職希望先によっては新幹線や飛行機代などがかかる場合もあるでしょう。さらに場合によっては、ホテルなどの宿泊代も必要になるので、出費としてはかなり大きな額になっていきます。

交通費の他にも、面接用のスーツを新調しなくてはならない場合もあるでしょう。さらに、調べ物などをする際に書籍などを買うこともあります、そして、履歴書郵送料といった、様々な雑費が他にも必要になってきます。一つ一つは小さな金額のものでも、転職がすんなりと決まらなくて、回数を重ねているといつの間にか大きな金額になっていってしまうということもあるのです。

転職活動において、しっかりと貯金や金銭面での計画を立てておかないと、最終的に生活は苦しくなっていく一方です。さらに、お金に余裕がなくなってくると、このまま生活が立ちいかなくなるのでは?という焦りから、とりあえず自分に合っていない会社だけど、採用してもらえたので入ってしまうおうと思ってしまいます。すると、結局は仕方なく入った会社に合わずに転職を失敗してしまうというケースもあるのです。

転職を失敗しないためにも、貯金はしっかりとしていきたいですよね。しかし、どの程度貯金があれば良いのでしょうか。転職活動のときにかかる費用は、基本的に一年くらいの長めのスパンで考えるのが無難だと言えるでしょう。もう少し具体的な話をすると、1年間の生活費から、失業手当の総額を引いた額がおおよそ貯めておくべきお金の必要額となります。